2日目 記者としてやるべきこと! 明治大2年 千葉茂樹

インターン2日目、ブログ担当は明治大2年の千葉茂樹です。

今回初めて東北地方に来たので、インターン以外にも観光や被災地へ行ってみたいと考えています。一番行ってみたい場所は、女川町です。中学生の時、被災地支援で女川町へ行く学校の企画があったにも関わらず、私は参加しませんでした。当時震災と向き合わず、逃げていた自分を後悔しているので、今回は絶対に行きます。

さて、2日目は初日よりも学ぶことが多く、午前中だけでも頭がパンクしそうでした。

拙い文章ではありますが、どうぞ最後まで読んでください。


10時頃 座学「取材の記事執筆の基本」 大泉デスク

 「取材を成功させる10の法則、確かな記事を書く10の鉄則」を伝授されました。私が一番伝えたい法則は、「10を聞いて、書くのは2~3」です。当然、聞いたことを全て記事にすることはできません。何が必要か、何が面白いか、どうしたら読まれる記事になるかを考えて取捨選択します。選んだことは記者が読者に伝えたいことです。私はブログを書くときにどれを選ぶか悩みました。それでもこの内容を選んだ理由は、取捨選択こそが記者の使命だからです。これからはこの使命を忘れずに、記事を書いていきたいです。


13時頃 昼食

 頭を使えば、お腹がへる! 待ちに待った昼食の時間です。実家から弁当を持ってきた人もいれば、外へ食べに行った人…。コンビニエンスストアで食料を調達し、インターン会場で班で話しながら食べている人もいます。各々自由にランチの時間を過ごしました。でもやっぱり最後は班で集まって、みんなで取材先を考えました。このインターン1番の課題なので、みんな真剣です...



14時頃 写真研修 門田デスク

 「記録に残すと、記憶にも残る」。これが写真を撮る意味です。研修で紹介された震災関連の写真は、私の心に深く刻まれました。街が津波に巻き込まれてる連続写真、津波火災で壁が焼け焦げた学校の無残な姿、震災の年に生まれた子供の歩みなど、どれも印象に残る写真でした。誰かの心に残る写真を撮る極意は、「被写体に惚れること」と門田さん。被写体に惚れて、その人に寄り添うことで、初めていい写真が撮れるそうです。私は写真が撮るのが苦手なので、これからは「被写体に惚れる」を心して写真を撮りたいです。


16時頃 模擬インタビュー&補足取材 鈴木圭介さんと大泉デスク

 今回は仙台市青葉区北目町で風変わりなカフェを営んでいる鈴木さんにインタビューして、原稿を書くことになりました。協力してくださった鈴木さん、ありがとうございました。大泉デスクが矢継ぎ早に質問していたのに、焦りを感じました。インターン生も負けじとたくさん質問したので、様々なことを聞き出せたかなと思っています。みんなが鈴木さんのストーリーのどこにフォーカスを当てて記事を書くのか、明日の合評会が楽しみです。


明日は3日目で、そろそろ実際に取材に行く企業のアポを取り始めないといけない時期です。どこに行けるか、どんな取材ができそうか、各班でいろんな意見が飛び交い、議論が白熱しています。

震災と向き合う記者インターン。明日も頑張りましょう!


明治大 千葉茂樹

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。