雨過天晴 立命館大3年 横見知佳

 記者インターンは10日目を迎えました。天気は、このインターンスタート後、初めての晴れ間。なのに河北新報本社・インターン会場は嵐の予感?!

 記事が順調に完成にこぎつけるかどうか、今日が分かれ道のようです。



 本日のブログ担当は、立命館大3回生の横見知佳です。出身は京都市、地元の大学に通っています。1回生の時、岩手県宮古市田老へ訪れたことが初めての東北でした。あれから2年、被災地はどう変化しているのか知りたくて、このインターンに参加しました。

 すでにたくさんの地元の方々と出会い、宮城のひとの明るさ・優しさに触れています。恩返しの意味も込めて、良い記事を書きたいです。


 今日の予定は一日中、班原稿執筆活動。各班で話し合いをする声が飛び交います。私の所属するB班は、記事をどのような構成にするのか悩んでいます。B班デスクの長谷美龍蔵記者が頼みの綱です。お昼すぎに夕刊の記事を書き上げ、駆けつけてくださいました。

 記事を読むことで「共感」が得られ、取材先の伝えたいことを汲んだものを書くためにはどうすれば良いのか。伝えたいことに説得力を持たせるため、情報の取捨選択にも葛藤します。



■C班のメンバー紹介

★好きな四字熟語を聞いてみました。


(写真左から)

中溝 愛(なかみぞ あい)さん 東海大2年

神奈川県愛川町出身。愛称は「たぬきつき」。要するによく食べるという意味だそうです。同じ大学に通う、14期生の猪股修平さんが名付けの親。黙々と作業に没頭する姿と元気いっぱいに話す姿が印象的です。

★「和気藹々」

班で会話をする中で、新しい発見を得られ、自分の力が高まっていくことを実感しているそう。


漢人 薫平(かんど くんぺい)さん 武蔵大3年

千葉県船橋市出身。ロックンロールが大好きで、好きなバンドはthe pillows。話し合いで意見する姿からも、情熱を彼から感じます。

★「野菜生活」

インターン開始から3日目に風邪をひいてしまい、栄養のあるものを食べるよう気をつけている。が、野菜はそんなに食べていないらしい。


渡邉 匠(わたなべ たくみ)さん 法政大3年

夜景が綺麗なことで有名な名取市那智が丘出身。洋服が好きみたいでいつもおしゃれです。記者という仕事に対して、内に秘めた想いがあるようです。

★「睡眠大切」

普段10時間寝ているのに、このインターン中は平均3時間。寝る時間も惜しいと感じているほど努力しています。


栗原 海柚(くりはら みゆ)さん 上智大2年

神奈川県横浜市出身。私が最初に話したのは栗原さんでした。明るくフレンドリーに接してくれて安心した覚えがあります。

★「固め濃口」

ラーメンが大好き。お昼ご飯は、班のみんなで仙台駅前にある「麺龍」の白味噌ラーメン。好きなお笑いコンビは「ラーメンズ」。


 緊張しながらも楽しい取材から、伝えたいことは何なのか、考え抜く作業に差し掛かりました。みんなが真剣に取り組んでいる時に、たまに会場を笑い声が包みます。そんな瞬間、この16期メンバーの仲の良さを感じます。

 原稿が読みやすく変わっていくたびに面白く、嬉しく思います。残された時間はあと3日です!

 嵐はいらぬ、晴れ間よ続け。

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。