勝負の折り返し地点 東北大3年 齋田涼裕

 記者インターンは早くも6日目、折り返し地点です。本日のブログ担当は、地元の東北大3年の齋田涼裕(さいたあつひろ)です。出身は栃木県足利市。足利尊氏の出身地ということと藤のラトアップで知られる「足利フラワーパーク」が有名です。学部はまさかの理学部(笑)。今回参加の14人の中でただ一人の理系ですが、みんなに必死でくらいついています。「理系らしい文章だね」と、メンバーやデスクの方からよく褒めて?もらっています。

 さて、昨日はB班以外の3つの班が取材に行きました。それぞれに大きな収穫があり、今日は取材で仕入れた情報の整理と、それに基づく記事の執筆作業に取り組みました。

 いつもの始業時間の朝10時、担当の大泉さんは午前中不在でしたので、学生のみでのスタートとなりました。「疲れた」「眠い」といったボヤキや弱音が飛び交う中、それぞれの作業に挑みます。最終目標の班原稿の完成に向け、個人個人が記事に盛り込むべきだと思った要素を出し合いながら、構成のアイディアを膨らませていきます。

 B班は明日の取材本番に備え、名取市の取材先の下見に向かいました。あらかじめ一度現地に足を運び、事前に情報を仕入れておこうという姿勢が素晴らしいと思います(はじめは単なる観光かと思っていました、すみません)。

 お昼はコンビニで済ませたり、外食に出だり、進捗状況に応じて、人それぞれです。僕は東北学院大の佐藤拓満君と、徒歩10分ほどのラーメン店「まんじ」に行きました。大盛りのラーメンを必死ですすり、お腹は文字通りパンパンになりました。

 昨日も今日も、かつてこのインターンに参加した「先輩」たちが激励に来てくれました。特に今年春の15期に参加した人たちは大挙してやってきて、デスク陣との再会を喜んでいました。

 その姿を見ていると、まるでみんな昔からの気の知れた友達だったようで、この2週間を全力で頑張れば、こんな友情が育まれるのかと感じ入りました。僕たち16期も先輩方のように、「かけがえのない仲間」になれたらと思います。

 明日日曜日は、インターン期間中唯一の休養日です。みんな疲れが目に見えているのでゆっくり休んで、週明けの原稿執筆に備えます。

A班メンバー紹介

 今日から4回に渡って16期の参加メンバー紹介します。初回は順番通りA班です。

 まずは僕です。東北大3年 齋田涼裕(写真左)

 再度自己紹介ですが、「とんぺー(東北大生)っぽい」とよく言われます。その理由は、話し方? 眼鏡? ご想像にお任せします。本インターンで社会人に一歩近づきたいです。ちなみに大学のレポートがまだ残っていて苦しんでいます(笑)

立命館大3年 上田惟嵩くん(写真中央)

 「もの静かなクールボーイ」という第一印象でしたが、実はとても面白いです。聞き上手で取材でもとても冷静でとても頼りになります。ちなみにお酒が苦手です。

上智大2年 向島櫻(写真右)

 班で最年少の2年生ですが、事実上A班のボスです。雰囲気は明るく、取材も慣れているような様子で、チームを引っ張ってくれる頼もしい存在です。おしゃべりが大好きで、まだ出会って1週間もたっていませんが、かなり昔から知り合いだった気がします。

 この3人でA班、これから後半も頑張っていきます。

 13日間を駆けるこのインターン、折り返し地点を過ぎた後は、下り坂なのか、上り坂なのか─。先輩方の話によると、日に日に傾斜度が高まる急な上り坂だそうです。途中リタイアすることなく登りきって、みんなでゴールテープを切りたいです。

東北大3年 齋田涼裕

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。