「わかりやすさ」と向き合う

東北学院大学3年の阿部礼奈です。



8月も中盤に差しかかりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?



今日は昨日に引き続き、自分達の書いたレポートの改善点を探る作業を行いました。

一度書いた文章を徹底的に磨き上げるという経験が少ない私には、まさに「目からウロコ!」なシーンの連続だった二日間だったように思います。



午前のプログラムは夕刊編集部の記者である安倍さんの講義です。



ホワイトボードに注目してみてください。

これは、文章を構成する5W1Hの「How(どのような)」を実際に視覚化してみる、というものです。

安倍さんは、文章に生かすため、目に付いた情景を絵に描いてくれました。

この方法を使うと、どんな言葉をどう使えばより情景を浮かべてもらえるのかが一目瞭然ですね。

文章のわかりやすさを構成する上で必要な「具体性」を明確にし文章に落とし込むという点で、この発想は自分も今後ぜひ生かしていきたいと思いました。



また安倍さんは、事実関係を「現在・過去・未来」で三分割して構成を整理する手法や、日常のさまざまなものに好奇心をもって目を向ける重要さなどを教えてくださいました。







午後は、引き続き記者の目黒さんによる講義を聞き、その後はインターン生が互いに自分のレポートを読み上げて意見交換を行うグループワークを行いました。

目黒さんには、「伝える相手のことを考えて書く」ということを前提に、読み手がより入り込める文章作りについて教えていただきました。











グループワークでは「ここをこうしたらこの文章はもっと伝わる!」というような観点でのアドバイスを中心に意見を交換しました。



インターン生からの客観的な意見を聞きはじめてわかることも多々ありました。

明日からは実践的な活動がスタートします。この経験から学んだものを生かしていきたいと思います。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。