新聞社で駆け抜けた3週間

インターンシップ最終日。3週間に渡るプログラムも、残すところあとわずか。







空欄だらけだった勤務簿も、出席を表すみんなの「○」で埋め尽くされました。



昨日で班原稿の提出も終え、インターン生の表情には開放感と、少しの寂しさがにじんでいます。







今日は最後のレポートの発表会。3週間のインターンシップで感じた「思い」を、自分の声で読み上げます。







「取材対象に入れ込むほど、記事を書くのが難しくなった」



「一文字にこだわることの重みを知った」



「取材を通して、相手の期待に応えたいと思うようになった」



取材を行い、記事を書くことの難しさに試行錯誤した思いを語る人。







「なんともないと思っていた日常に、疑問を持つようになった」



「ひとりで頑張ればいいと思っていた自分が変わった」



今の自分を鑑みて、参加前との変化を実感する人。



震災を知り、悩み、一文字を届けることに苦闘したこの3週間。

20人のインターン生それぞれが、20通りのルートを駆け抜けて、ゴールテープを切りました。







初日に八浪デジタル編集部長が、「この研修を通して『東北の今』知ってほしい」と仰っていたことが昨日のように思い出されます。私達は今、それを新聞記者の仕事を通して知りました。

この先、20通りの思いをどう伝えていくのか。新聞社で学んだことを生かす機会は、それぞれが戻る日常の中に用意されています。



さあ、インターンシップを締めくくるのは交流会「Grand Finale!」。20人の仲間と共に、未来への英気を養ってきます!



(野中悠平@法政大)
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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。