フライトの準備を

 




みなさまこんにちは。石川奈津美@慶應義塾大学卒です。



仙台の本日の最高気温は14度。昨日よりも5度暖かくなりました。





空がとてもきれいです。









インターンも残すところあと3日。

1班は原稿校了の山場を迎えます!!

ここ最近は山脈を縦走するように、毎日山場がおとずれているような気がします。



このお天気のよさに、思わず外出したくなります。

しかし、まずは原稿を書き上げなければいけません。





本日は、終日在社…







…の予定でしたが、



わが班のメンバー開沼くんから一言、



「外に出よう!」



というわけで、わが2班(開沼、大沼、高橋、石川)は午後から津波被害を受けた岩沼市の仙台空港に向かいました。



インターン活動では2回目の訪問です。

前回は、プロの記者の取材に同行し、語り部タクシーのドライバーさんに案内をしていただきました。



今回あらためて訪れ、じっくりと回りました。









1階到着ロビーへ。



前回、語り部の方に案内してもらった場所へ行きました。





津波が到達した地点が柱に記されています。









「ここまで津波が到達したのか…」



見上げたその高さに、一同言葉が出ませんでした。











屋上デッキに上ります。



潮風が強く吹きつけます。

髪の毛はくしゃくしゃに。



太平洋側を向くと、海岸線がはっきり見えました。

震災前には、住宅が立ち並び、見えなかったかもしれません。











2年前の震災時、仙台空港ターミナルビルには3メートルもの高さの津波が押し寄せ、1階部分がほぼ冠水しました。



それでも、震災1ヶ月後の4月13日にはもう運行を再開させました。







今では一見すると、津波の被害を受けたのが信じられないほど、建物はきれいに戻っています。





復旧・復興を進めると同時に、風化に抗う—。

あらためてその難しさを感じました。









河北新報社でのインターンもファイナルカウントダウンに入っています。



私たちも「出航」の準備をそろそろし始めないとね。

そんな話をしながら、空港を後にしました。















 


 


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。