初めての取材

インターン折り返しまであと一歩の5日目。本日のブログ担当は、東北大学3年の金森なつ実です。



23日午前10時。いつもなら、河北新報社に全員が集まる時間ですが、今日は違います。

初めての取材の日です!



私たちG班4人は、株式会社セレクティーの社長、畠山明さんの取材。

家庭教師のアップル・個別教師のアップルの経営者で、震災遺児や発達障がい児の支援も行っている方です。

こちらは、取材突入前のG班の様子です。

意気込みが写真に表れていますね。







取材直前、編集局デジタル編集部の大泉大介さんから、インターン生全員に一通のメールが届きました。



「健闘を祈る」



全員緊張感に包まれ、会社に入る前の動きはなんとなくぎこちない気がしましたが、応援メールに背中を押されて、気合を入れなおしてエレベーターに乗り込みます。



そんな中、始まった取材。

畠山さんはとても穏やかで気さくな印象で、私たちの質問にも細かいところまで丁寧に答えてくれました。







話を聞いて感じたこと、疑問に思ったことは、その場で各自が自由に質問していきます。畠山さんが話しやすい雰囲気を作ってくれたおかげで、緊張は解け、取材は和やかに進みました。



取材で聞いてきたことは、明日朝8時までに一人一人が記事にまとめます。



さて、目の前のハードルである記事執筆で注意することとは…?



そんな課題につながる講義が昨日22日午後にありました。夕刊編集部の安倍樹さんによるレクチャーです。



この講義には、確かな記事を書くためのヒントがたくさん詰まっていました。







新聞記者の仕事は、ニュースを分かりやすく書くこと─。

「読む人が最初から最後まで突っかからずに読めて、内容をきちんと理解できる記事が理想だそうです。



そのような記事を書くための一つの方法として、記事の構成を「現在・過去・未来」の3つに分けて考えるというお話がありました。



「現在」には、“事実”を。

「過去」には、“経過”を。

「未来」には、その“事実の意味”を。



「文章のかっこよさよりも、分かりやすさを重視する」という言葉が、新聞記事の果たす役割を表しているようでした。



明日は、一人一人が書いた原稿の批評会を踏まえて、いよいよ班原稿の執筆に入ります。



これまでの学びを最大限いかして、記事執筆に挑みます。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。