今日も肝です!

インターン6日目のブログ担当は、慶応義塾大学3年の配川瞳です!

仙台に来て1週間。そろそろ神奈川の実家にいる母の味が恋しい20歳です。



今日は、原稿の相互批評会でした。昨日の中小企業への取材を経て、朝までに各自が書き上げてきた「個人原稿」について班のメンバーが互いに良かった点を悪かった点を指摘し合いました。

そこでの学びを参考に、今度は班で一本の原稿にまとめた「班原稿」に仕上げる過程に入ります。



朝一番、「今日が肝です」と編集局デジタル編集部の大泉大介さんから気合いを入れられました。でもでも…。



この6日間ずっと、「ここが山場です!」「ここが肝です!」と言われ続ける日々です(笑)。前向きに考えれば、それだけ濃密な毎日が続いているということですね。



昨夜遅くまで、または今日の早朝まで、寝る暇もなく個人原稿の執筆に挑んでいた人も多いですが、今日も31人、1人も休むことなくここに集うことができました。嬉しいことです。



各自が書き上げた個人原稿を、一つの班原稿にまとめ直すのは、想像以上に大変な作業だと実感します。一人一人譲れない部分を主張しあい、折り合いながらも話し合いを進めていきます。









取材を終えて、次第に見えてきたのは、取材現場で尋ね損ねたことやレンズを向けるべきだったことの多さです。確かに、生まれてはじめての取材です。すべてが100%うまくいったわけではもちろんありませんでした。でも、「時間がなかったし…」「質問しづらかったし…」と今さら言い訳をしていても仕方ありません。嘆くだけで次の一手を打たずにあきらめたら、そこで試合終了です。











いま、問われるのは、一人の社会人としての対応能力です。

このインターンシップでは、記事の書き方や取材の仕方だけでなく、社会人として生きていく術も学びます。





最善をつくすために、いま出来ることを先延ばしにしない—。

反省があったグループは、追加取材の申し込みや材料集めにも奔走しています。

言い訳をせず、“今”前に進もうとする気持ちの大切さを痛感します。







今夜は、インターン生同士の食事会です(要するに、飲み会!)。班に別れての活動が多い中、他のグループのメンバーとも話せる貴重な時間です。

まだまだ話足りないメンバーと楽しい時間が過ごせるように、期待は膨らむばかりです。



明日は日曜日。勤務ダイヤ上はオフですが、グループごとに集まり、さらに班原稿に磨きをかけていく予定です。

インターン生は休日返上で駆け抜けます! 





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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。