もうひと踏ん張り



東北大学経済学部2年の齋藤将志です。インターンシップは9日目、残すところ3日です。毎日苦楽を共にしてきた仲間ともうすぐ離れ離れになってしまうかと思うと、さみしいです。







私たちE班4人が今日取り組んだのは、昨日取材してきた企業の記事執筆です。他の班の動きを見ると、今日も追加取材に行くところがあれば、取材企業のどこに焦点を当てるかアイディアを出しあっているところもあり、各班がやるべき課題をクリアしようと必死です。河北新報のデスク陣も、このインターンを支える「ワカツク」スタッフの面々も皆一丸となり、読者に的確に伝わる記事を目指しています。











ホッと一息つけるお昼時間の過ごし方も皆それぞれです。



凝り固まりつつある頭をすっきりさせようと、仲間と楽しくじゃれあう人







課題が頭からずっと離れず、お昼時間返上で作業し続ける人







いろんな人がそれぞれのスタイルで、より良い記事を目指して頑張り続けています。





そんな中、多くの班が「壁」にぶつかっています。

「ここをもう少し、具体的に聞いておけばよかった」

「写真を撮った時、取材先の表情が硬かったなぁ」

「このニュアンスをどんな言葉で表現したらいいんだ?」

実際書き始めると、たくさんの課題が見えてきます。解決できたと思っても実は解決していなかったり、新たな壁がすぐに現れたり、そんな困難の連続です。



こうしたプロセスからの学びを一言でいえば「先読みする力」の重要性です。事前に物事の展開を予測して、さまざまな事態に柔軟に対応することは、新聞記者のもならず、社会人にとって大切な能力なのだと気づかされました。



残された時間を有効的に使い、仲間とともに、もうひと踏ん張りします。

「けっぱるぞ!」(出身地・青森の方言で「頑張るぞ!」です)


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。