駆けるんだ若者!!!  東北学院大学3年 菅野真実

昨日7日は立冬でした。暦の上では冬の始まりです。

日毎に寒さが増してきます。

一層念入りな体調管理が求められる季節になりました。



はい、今回のブログ担当は、日ごろから風邪予防に気を配り、おかげでいつも元気な東北学院大学3年、菅野真実です。



10月26日に始まった記者インターンは、11月24日のフィナーレに向けて、折り返し地点が近づいてきました。

私たちにとって最大のミッションである企業取材は、今週10日までに終えることが課題となっていました。7日時点で3班のうち2つの班が既に取材を完了。残る1つの班は8日が取材日です。



私たちC班は7日午後、仙台市内の特殊清掃の会社に取材に行きました。



今まで学んできたことを全部活かせたとは言えませんが、インタビュー中は何を質問しようかと言葉に詰まるまることもなく、比較的スムーズに終えることができました。



しかし取材後、班で反省会を行うと・・・。

至らぬ点が多々浮かび上がりました。取材は口で言うのは簡単ですが、なかなか難しいものだと実感しました。



7日夜は、全員が河北新報に集まって、3日取材した大豆卸会社「大豆カンパニー」社長、本木純さんの記事の相互批評会をしました。

記事はインタビュー後、各自が書きました。初めて挑戦した取材を基に、初めて書いた原稿です。



「これで伝わるかな?」

「大丈夫かな?」

みんなきっと、何度も書いては消すを繰り返して仕上げたと思います。



私の場合は、細部の言葉遣いに気を取られてしまい、そもそもこの記事で何を訴えたいのかのテーマがあやふやになってしまい、悩みました。



自分が苦労して仕上げた記事が、デスクの方々やインターン仲間にどう批評されるのか━。不安が募る中、相互批評会は始まりました。



スタートから鋭い意見が飛び交います。

         

良かった点、悪かった点、自身では気づかなかった点が次々と挙げられていきます。

指摘のほとんどは、心に「グサッ」と刺さる内容ばかりです。



12人全員が批評受けるのに3時間以上がかかりました。終わった時には22時を回っていました。正直言って疲れました。



しかし、仲間の記事からも自分に足りないものを学ぶことができ、多くの視点や価値観に触れる貴重な時間となりました。記事は批評を元に、次回集まる10日まで書き直します。



10日は、名取市閖上の津波被災地を巡ります。インタビュー記事を書いて得た学びをいかして、有意義な取材につなげたいと思います。



批評会で受けた言葉は、でも決して「けなし」や「文句」ではありません。すべてが愛ある「苦言」「助言」です。

過度にへこまないで、次こそ自分の成長が感じられる記事が書けるように、私たちは駆け続けます!


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。