インターン三日目は、とにかく学ぶ!

外は既に真っ暗な午後6時半。

インターン5期生の面々が河北新報社の7階会議室に入って来ます。



「お疲れさま〜」「今日は何してたの?」

顔を合わせるたび、みんなの表情が日に日に柔らかくなってきているのがわかります。

打ち解けるのが早くて、素敵な人間関係を築けそうです。本当は人見知り激しい私でも、メンバーが各々談笑する光景に心がほっこり温かくなりました。

そんなのほほんモードで、東北学院大2年の小林奈央が今回のブログを担当します。



この日のメニューは大きく2つです。

写真部の門田勲デスクによる写真講座と、前回に引き続きデジタル編集部大泉大介記者による取材の基本講座です。



まずは大泉さんから連絡事項を受けた後、門田さんをお迎えして早速講座がスタートしました。







報道写真とは何か。

講義の中で、スクリーンに次々と表示される震災写真から目を離すことができませんでした。

伝えたい内容が明確にわかる写真、深く感情を移入することができる写真。様々な瞬間を切り取った一枚一枚にストーリーが詰まっています。



それはすなわち、「写真が語っている」ということであり、私たちが「写真を読んでいる」ということを意味します。



撮る側が「なぜ撮るのか」と自身に問う過程から生まれる報道写真は、大泉さんが教えてくださる取材の基本と似通った点が多いことに気付けました。

そして講義の最後に、門田さんから課題が課されました。次々回までに「『晩秋』を写真に収めてくること」。さて、どんな写真にするか、いまから考えを巡らせます。



続いて大泉記者からの「取材の基本」を教わります。

その間に、「質問はありませんか?」と講師から聞かれた場合の望ましい反応の仕方や、よりスマートな名刺の受け渡し方法などについて指摘を受けました。



たとえそれがささいなことであっても、そこを意識しているかどうかの差は大きいもの。こうした注意はとてもありがたいことです。







販売部の今野忠憲デスクから、自身のアポ取りに関するエピソードを教えてもらったほか、前回のインターン生の教訓となる事例も聞くことができ、5期生12人、それぞれ学びの多い3時間となりました。



次回はいよいよ、インタビュー実践!! 気合いを入れていきましょう!!


--------

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。