参加学生の言葉 日報「今日の気づき」より④

3/12日報より


宮城学院女子大 竹林美歩1


言い訳が出来ないほど、今回の記事は書いてる時から自信がなかった。理由は3点ある。①取材時、予想した仮定と違う答えが返ってきて混乱した。仮定は何本か用意しておく。仮定と違うからといって強引に自分の希望に沿わせない。②事前準備の甘さ、さいかい市場についての予備知識が足りなく、一般的な質問しかできなかった。③記事執筆の際、軸がブレブレでごまかして必死に穴を埋めた。伝えたいことを明確にする。それを伝えるためには、持っている情報の何を使えばよいか考え、文章を構成する。


 


東北学院大 中沢直哉2


取材したことを切り捨てる難しさを感じ、制限された文字数の中で素材をピックアップしなければならないと気づきました。


 


東北大 立田祥久1


取材内容が当初の仮定からずれてしまったとき、念入りな下調べがないと、記事執筆に必要な事実は得られないということに気づきました。十分な準備がなければ、次の争点を判断して別の視点から切り込むことができないからです。明日は本番の取材。もう一度、取材の為に準備してきた内容を整理します。


 


慶応大 肥田佳那2


新聞記者が読者をこれほど気遣って記事を書いていることを今まで知りませんでした。批評会でどのデスクの方も、一つ一つの表現に細心の注意を払っています。新聞を見る目が変わりました。同時に、記者は色々な立場の方を考慮せねばならず難しい職業だと感じました。


 


東北学院大 武藤恵里花2


以前大泉さんが言っていた、人との繋がりが今後の自分の人生に影響していくことについて、今日よく思い出していた。このインターンがまさにそうで、半分くらいの日程しか終わってないけれど何かが自分の中で変わってきた気がする。それが何なのか突き止めることも最終日またでの目標にしたい。


 


東北福祉大 高橋夏海2


記事批評会では的確なアドバイスをたくさんいただきました。普段はこれを言ったら失礼かな?とか相手を傷つけてしまうかな?と思いあまりはっきり言うのは好きではありませんでした。でも「言わない」ことこそ失礼だと気づきました。ダメなところを理解し合うことで、お互いが成長できます。1回目の批評会のときより、みんな確実に成長しています。


 


3/13日報より


立教大 小松廉2


2度目の取材を敢行。色々思い通りにならないことが多かった。聞きたいことをなかなか聞き出せないもどかしさが、班員の焦りを生んだ。結果的に大量の情報は得たのだが、記事にできるかどうかはわからない。櫻井さんという、語り部の中でも大変優秀な方を紹介していただいただけに、この結果は悔しい。櫻井さんの熱いまなざしにこたえらる記事を、なんとか書き上げたい。


 


宮城学院女子大 竹林美歩2


想像した答えと違うものが来るのは当然。自分の希望に沿うような誘導尋問は対話しているとは言えない。五感で記憶する。写真は伝えたいことを明確にしないといくら撮ってもしっくりこない。話を聞きながら想像することの難しさ(そのまま受け取るのではなく、咀嚼して相手の意図を読む。"分かる"と"できる"は違うと体感)


 


東北大 後藤武尊2


学生記者にとって、取材とは記事を書くために必要な作業である以上に、社会のリーダーのお話を聞ける貴重な機会なのだなと感じました。今日聞いた全てのお話が自分の成長のスパイスになるものでした。


 


尚絅学院大 桜田俊介


面白い取材対象をみつけた。今日はそこに関連するところに取材に行った。そこから、また面白いことがたくさん出てきた。広がり過ぎて(自分がキャパオーバー、良い食材過ぎて料理をするのが難しいというのでしょうか)、どこに焦点を与えて伝えるか難しい。とても心に響いたことが複数ありまして、そこの1番を決めるのに悩んでいます。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。