限られた時間

 


今日25日の活動報告ブログは、関西学院大学3年・吉井千尋が担当します。


学生35人の中ではただ1人、西日本からの参加です。


仙台・宮城に親戚も知人もいないので、仙台市内のゲストハウスやホテルに寝泊まりしながら、


この2週間のプログラムにトライしています。


 


新聞記者にあこがれて、その仕事の一端を実際に体験したくてやってきました。


連日、学ぶこと、考えることがいっぱい。


中でも、取材対象に寄り添うことの難しさを体感し、戸惑っています(ため息&涙)。


 


記者と駆けるインターンシップは、今日からついに後半戦です。


明日26日正午に迎える個人原稿の最初の締め切りに向け、


みんなパソコンの画面に食い入るように見つめ、課題と向き合っています。


 


新聞を読みながら、原稿の書き方のヒントを得ようとする学生、



原稿を見せ合って、良し悪しを互いに指摘しあう「批評会」を行う学生。



インターンが始まった当初とは違い、自分から考え動こうとする姿勢が目立ちます。


 


この一週間、デスクに何度も言われた、「今の状況で、どう動くことが最適か」。


聞くたびに、心にグサッときた問い掛けは、今となっては何をする時にも自然と呼び起こされます。


 


インターン最終日前日の29日が、私たちに課せられた原稿の最終締め切りです。


それまでの限られた時間をどう使うか─。


 


学生が各々、優先順位をつけて課題を進め、


原稿はもちろん、時間の使い方にまで、


デスクに「合格」のお墨付きがもらえるように、やり切ります。


 


--------

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。