頂へ

今日のブログは福島大学3年の武藤茉奈美が担当します。


出身は宮城県仙台市若林区。


インターンには実家からバスで通っています。


福島では一人暮らしなので、


朝起きれば温かいご飯が出てきて、


疲れて帰れば「お帰り」の言葉が待っている日々が、なんとありがたいことか。


家族に感謝しながら、インターン活動に打ち込んでいます。


 


今日は、「被災地の中小企業」の共通テーマで


各自が取材した企業の原稿の批評会を行いました。


学生3─4人が1つの班となって、仙台市内の中小企業・商店についての取材し、記事を書いています。



【学生3人に対し、大人2人が助言する贅沢な班の原稿批評会】


 


批評会はこれまで2回、活動4日目と6日目に経験しています。


その成果か、これまで書いてきた原稿に比べ、


文章構成をより意識した記事らしい記事になってきたように感じます。


文章を「現在・過去・未来」の大きく三つの時間軸に分けて書く構成です。


 


しかしそれでも、たくさんの指摘や自分の気づきのメモで、原稿は今日も真っ赤。


過去2回の批評会に比べて、原稿に対する仲間の指摘や気づきは


より詳しく、細かいものになってきています。



【受けた指摘は、メモ、メモ、メモ。原稿はみるみる真っ赤になります】


 


「どうしたら読者がすんなり読める原稿になるか」


これが原稿執筆の最大のテーマだと感じます。


 


 


これからは、受けた指摘を元に、各自が個人原稿に手直しを加えると同時に、


これとは別に班原稿を書くという活動をすすめていきます。


班原稿は、取材した班員全員の署名が入り、


河北新報の夕刊に掲載される予定です。


ですから、責任重大。


お世話になっている取材先の方々のご恩に報いるためにも、しっかりとした記事を書きたいです。


 


「やっとベースキャンプ。これからが山登りの本番」


と大泉デスクは檄を飛ばします。


 


対外的に発表する記事を書くここからが、今までの学びが試される時です。


各班でスケジュールを管理しながら、締め切りに設定されている29日の班原稿完成という山頂を目指します。



【わきあいあいと原稿に向き合うD班。震災復興関連の冊子を発行する地元印刷会社を取材中】


 


班のメンバー一人一人の個性が生きた個人原稿をどう活かし、


どんな班原稿に仕上げていくか─。


今まで以上に班で話し合い、協力し、登頂のゴールまで駆け抜けます。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。