「東北軽視」に抗う新聞社 明治大3年 鈴木良征

ついに迎えた河北新報の「記者と駆けるインターン」、


通算11期初日のブログを担当する明治大3年鈴木良征(りょうせい)です。


 


幕開け早々から新鮮な出来事がありました。


鈴木素雄編集局長のお話です。



 


「白河以北一山百文」


すなわち明治維新政府による東北軽視のこの言葉が、


河北新報の名の由来ということを、私は初めて知りました。


福島県白河市より北、つまり東北地方は価値が低い未開の地─。


そんな蔑視、東北軽視の風潮に抗って


あえて「河北新報」と名乗ったというのです。


 


だから今も、河北新報の社是の一つは、


「東北振興」です。



 


その話を聞き、私は憤りを感じるのと同時に、


創刊以来118年、東北に根差した新聞を作り続けていることに感動を覚えました。


 


だからこそ、われわれインターン生が夕刊の記事を書けることが、

いかに重大なことなのかを実
感しました。




「河北」の名に恥じない紙面を作るため、

能動的に動き、


最終日29日までのこの13日間を


全力で駆け抜けたいと思います



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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。