インターン13期を終えて 立命館大3年 佐藤圭悟

 3月4日、記者と駆けるインターン2016春の全課程が終了しました。


 今回のブログをもって、インターン13期の活動は終了です。最終回は、B班 立命館大3年の佐藤圭悟が担当いたします。よろしくお願いします。


 翌日3月5日、仙台市市民活動サポートセンターで、地域メディア公開編集会議「人と人、人と街をつなぎ、ローカルから新たな出会いを生み出す」が開催されました。3部構成です。


 1部は昨日も河北新報にいらしたローカルジャーナリスト、田中輝美さんの講演です。ご自身が活躍している島根での活動を基に、「地域を魅力的にするには、人が魅力的にならなければならない」と話されていました。


 2部は事例紹介です。河北新報社の畠山茂陽さんが市民ライターが情報発信の担い手となることの重要性を語りました。続いて小林奈央さん。学生を中心として、被災地の情報を発信する団体「情報ボランティア@仙台」の代表を務められています。市民活動への学生の関わりを紹介されました。


 3部は田中輝美さんと、インターンの伴走役である大泉さんとのセッションでした。来場者からの質問に答える形式でした。「メディアのビジネスモデルはこれからどうなるか」など、複数の質問が投げかけられました。


 ここからは、4日のフィナーレの様子をお届けします。私達インターン13期生のうち、前川未歩さん、王   美慧さんのお二人は所用で参加できませんでした。当日の雰囲気が伝われば幸いです。




 ケータリングとお酒を楽しみました。


 途中、デスク陣が担当班のみなさんにメッセージを送る場面がありました。


私は担当の大槻デスク(写真3枚目 右から一番目))から、「自分と、未来は変えられる!」とのお言葉をいただきました。他にも、各デスクが班員を丁寧に紹介してくださいました。ずっと私たちを見守ってくれていたことを改めて実感しました。








 皆さん、弾ける笑顔ですね。仲間と共に、15日間を乗り越えたからこその表情だと思います。いかに充実した毎日だったかが伝わってきます。


 


 インターンが終了し、少し寂しいというのが本音です。河北新報社に通い続ける生活は、体に染みついています。振り返ると、本当にあっという間の15日間でした。一日一日の密度が濃く、休む暇なく走り抜けました。原稿執筆に追われたり、伝えたいことがまとまらなかったりと、困難もありました。その分、壁を乗り越えようと、もがいた日々は、私たちの糧となるはずです。気持ちの浮き沈みはあったものの、「楽しかった」というのが率直な感想です。メンバーとのふれあい、大人の方々と関わる中で、自分を磨いてきました。一日一日、少しでも前進できた実感が、やりがいや原動力に結びついたと思います。他の皆さんも、日々何かを得て、成長しながら過ごしていたと思います。


 現在、個人原稿及び班原稿のブログ掲載と、班原稿の紙面掲載を待つのみです。既にそれぞれが、日常の生活に戻っていることでしょう。「つながりは力」。伴走役の大泉さんの言葉です。今回得た人々とのつながりは、やがて小さなことでも何かを成し遂げる礎になるはずです。離れ離れになっても、絆は絶えません。また皆で集まれればいいですね。


 私を含め、皆が「参加して良かった」という気持ちを抱いていると、確信しています。人生や生き方が変わったと言っても過言ではありません。私の人生の中で、最も濃密な時間でした。一生ものの15日間です。


 最後に、関係者の皆様及び参加者の皆さん、本当にありがとうございました。素晴らしいインターンシップでした。私たちはこの経験を胸に、これからを歩んでいきます。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。