学びのバレンタインデー 慶應大3年髙橋杏璃

ハッピーバレンタイン!

「記者と駆けるインターン」2日目のブログ担当、

慶應義塾大文学部3年の髙橋杏璃です。

チョコを渡すことも、もらうことも諦め、

今日も私たちは、中身ぎっしりのスケジュールでした。

午後一番は、門田勲(もんでん・いさお)写真部デスクによる写真研修。

震災当時に河北新報のカメラマンらが撮った写真を私たちに見せながら、

「撮ることでしか、次の災害は防げないと思い、ただただシャッターを切った」

と話す門田さん。

「写真は、撮影者の心をまでも写す」として

テクニックよりも大事な撮影者の姿勢を

私たちに教えてくれました。

次に模擬インタビューさせていただいたのは、

宮城教育大3年の佐々木奏太さん。

児童・教職員の84人の犠牲者を出した石巻市大川小の教員だった父を津波で亡くした「遺族」でありながら、

その父を含めた教員が、児童を守る責任を果たせなかった「負い目」もあるという、

葛藤をうかがいました。

これからも、被災者の一人として、

「語り部活動や、南三陸町の魅力をPRしていきたい」と

ふるさとへの想いを語ってくれました。

インタビュー内容は明日朝までに各々が記事にまとめます。

折角話してくれた話を無にしないように、しっかり内容を吟味します。

明日は

「幸せ」をテーマにした写真を提出し、その寸評を門田さんにもらいます。

また、佐々木さんのインタビュー原稿をお互いに批評し合う初の「合評会」に挑みます。

今夜は課題を書き上げるため、チョコとは無縁の長い夜になりそう?!

いや、糖分適度に補給しながら、書き切ろう!

ハッピーバレンタインだもん。



河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。