いざ、取材へ! 同志社大2年 浅田將希

記者と駆けるインターン充実した3日目が終わりました!

本日、ブログを担当するのは蕎麦と人力車をこよなく愛する(おっさん臭い?!)

同志社大2年 浅田將希です!

よろしくお願いします!

では、今日の活動を振り返っていきたいと思います~

まずは午前中。集合した時はみんな若干お疲れムード。そんな私達をいつも見守っていてくれているのは川村孫兵衛重吉さんです。↓↓

次に全員で防災・教育室の武田真一室長から話を伺いました。

震災後6年間の振り返り、

防災教育とは何か、地方紙の使命とは何か─。

震災発生時、取材現場を仕切る報道部長という重責を担った経験を踏まえ

90分の熱論が続きました。

印象に残っているのは

「差別・格差があるからこそ災害対策に対して目が行き届かず、災害が繰り返される」

との分析です。

都市と地方の格差、中央と周辺の溝、強者による弱者の支配…。

世情のゆがみを地方の目線、虐げられた側の立場から訴えていくことが地方紙の責任であるという考え方に共感しました。

【報道、特に地方紙の役割や可能性について語る武田室長】

昼食をとりながら、引き続きグループワークで取材先の選定、アポ取りです。

アットホームな和気あいあいとした雰囲気で議論と作業が進みます。

そして最も緊張した原稿合評会。

昨日の模擬インタビューをもとにほぼ徹夜で執筆した原稿をデスクにぶつけます。

結果は……。

「もっと上手く書けたのではないか」

「もっと取材対象の方に対して質問すればよかった」

力不足を痛感しました。

アドバイスを今後の取材に生かしていきたいと思います。

【輪になって原稿を読みあい、美点、難点を指摘しあう合評会】

まだまだ一日は終わりません。写真の寸評会です。

写真で各々が、課題である「幸せ」を表現しました。

「今までで最も哲学的」と門田デスクをうならせた作品が登場~

↑写ってるのは、部屋の天井と蛍光灯でした。↑

「んー、なんでこれが『幸せ』?」

撮影者が込めた意図を、もっと知りたくなりました。

最後にグループワークを行って終了です!

無事に取材先を決められた班、申し込んでも断わられた班。

置かれた状況の違いで、疲労の色は違って見えます。

明日は震災の津波で大きな被害を受けた名取市閖上に行きます。

初めての被災地、現地取材です。

閖上のいま、そこで暮らしていた人たちらの胸中を少しでも伝えられる原稿が書けるように、

家に帰ったら下調べをして、質問したいことを精査します。

今日は日付が変わる前に寝れたらいいな…。

スタートからまだ3日、早くもそんなことを思い始めています。



河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。