「大きな山」に向かって 山形大1年 庄司菜々子

「記者と駆けるインターン」は1日の休講を挟み、8日目を迎えました。皆さん昨日はゆっくり休めたでしょうか。今日のブログは、参加メンバー最年少、山形大1年 庄司菜々子(しょうじななこ)がお送りします(ちなみに1年生は4人います。笑)。

今日は朝からマスクをしているメンバーが目立ちました。

というのも、15期生から1名、インフルエンザA型の罹患者が出てしまったからです。数日間河北新報に足を運ぶことが難しくなってしまいましたが、情報を共有しながら、最後まで一緒に駆け抜けたいと思います。

ということで、今朝の大泉大介デスクのお話は体調管理に関することでした。「どんなアクシデントが起ころうとも、求められる仕事の成果は同じ」。新聞を待つ読者には、記者の個人的な困りごとなど、言い訳にはできません。

締め切りが近づくにつれて、睡眠時間を削ったり、食生活が不規則になったりしがちです。自ずと免疫は下がり、体調を崩しやすくなります。では、どうすればいいのか―。

大泉デスクは震災直後、被災地報道に駆け回った日々を振り返り、「4日間の出張から帰ったら、2日間休む。あのときはみんなで勤務ローテーを組んで規則正しい生活を徹底し、長丁場を乗り切った」と体験を紹介しました。

先週1週間はインターン生が取り組むカリキュラムが事細かに組まれ、「小さな山」(課題)を足並みを揃えて越えてきました。しかし、今週は個人原稿・班原稿の提出という「大きな山」を、自分たちで乗り越えなくてはなりません。

活動が25日までの短期決戦のため、多少の無理は避けられませんが、休憩と執筆のメリハリをつけ、期限までの提出を目指します。というか、間に合わせなければなりません!

業務スタート後は、各班に分かれて個人原稿の執筆を進め、デスクからの添削指導を受けたり、班内での独自に合評会を開いたりしています。明日昼の1回目の個人原稿提出に向けて、各々奮闘中です。

【メンバー紹介】

本日はC班の3人を紹介します。写真は辻井さんが握ったおにぎりとともに。

リーダーを務めるのは写真左、尚絅学院大学1年の遠藤優佳(えんどうゆうか)さん。

じゃんけんでリーダーを決めたため、「できないです」と初めは謙遜していたそうですが、「しっかりしたリーダーだ」と他のメンバーが太鼓判を押していました。

続いて、写真中央の関西大学大学院1年 辻井花歩(つじいかほ)さん。大阪生まれ大阪育ちの彼女は、ネイティブの関西訛り。気遣いを欠かさない、頼れるC班の「裏ボス」だそうです。

 最後は写真右、同志社大学2年 浅田將希(あさだまさき)さん。「あさヤン」の愛称で親しまれる彼は、その場にいなくてもみんなの話に名前が出てくる人気者(?)です。人力俥と蕎麦が大好きです。

 3.11を目前にしているうえ、年度末には転勤も控えていて、忙しくてなかなか顔を合わせることができないそうですが、報道部震災取材班の村上俊デスク(4月からは白石支局)のもと、今日も筆を進めます。

↑写真を撮る前に鏡で髪の毛をセットする「あさヤン」(右)と、「しても、しなくても変わらないよ」と突っ込む辻井姉さん。



河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。