後半戦突入!!

活動予定がなかった日曜が終わり、リスタートの月曜日、メンバーそれぞれがリフレッシュして、河北新報に集いました。インターン2週目、張り切っていきましょう!

 今日のブログ担当は、東北学院大2年の渡辺紗彩(わたなべ さあや)がお送りします。以前、自己紹介で各々が名前の由来を明かし合うプチブームがありましたが、私の親によると「さーや」と音引きを取り入れたかったとのこと。意味じゃなくて、音かよ! 本人としては、やるせない気持ちです。

出身は福島県浪江町です。東京電力福島第一原発の事故により、長らく避難区域になっていたところです。海沿いにあった自宅は、津波で全壊。そこに原発避難が追い打ちをかけ、我が家は自宅を福島市内に建てました。震災の被災当事者の一人として、「被災地の今を伝えたい」。それができる仕事は、メディアが一番近いのではないかと考え、報道に興味を持ちました。

今回のインターンでは被災者の立場でなく、報道者の目線で震災をとらえていきたいです。ということで自己紹介は以上。ちなみに昨日は、私が属するC班は取材日。一段落した後、浪江で一緒だった友達と焼肉を食べに行きました。

 17期の4班すべてが1回以上は取材をし終えました。今日はその取材をもとに、個々人が原稿を書く日です。午後に追加取材に出た班もあります。

私のC班は三人三様の個人原稿を元に、班原稿を書き進めていく予定です。取材先は、仙台市太白区長町にある呉服店「四季のきもの 布久満」です。店を切り盛りする谷さんからはたくさんの話を聞きました。そこから大事な情報を取捨選択し、表現を吟味しながら書き進めますが、上手く書き表せないもどかしさが募ります。

昨日の取材終盤、谷さんが私たち3人に「記事頑張ってね」と贈り物をくださいました。袋を開けてみると、ウサギのお雛様が描かれたハンカチが入っていました。2回しか会っていない私たち達を暖かく迎え入れてくれ、さらにこれまでの人生でも触れる機会の少なかった着物の魅力を教えてくれて、加えて私たちの応援までしてくれる…。感謝の気持ちでいっぱいです。

インターンは前半戦を折り返し、残り1週間の後半戦。つらいことがあったら、このハンカチを握りしめ、谷さんのご恩に報いる気持ちを奮い立たせて、頑張ります。同じ班の長屋美乃里ちゃんも、パソコンの脇にハンカチを置いて、原稿と格闘しています。喜んでもらえる班原稿を、仲間と一緒に書き上げようと思います。

恒例の班紹介、2回目の今日はA班です。

明治大2年 千葉茂樹さん(左端)

将来は記者を目指し、このインターン経験を糧にしたいとの意気込み! 大好きな漫画は「ハイキュー!!」。好きなキャラは日向翔陽。自身もバレーをやっているそうで、同じポジションである日向に共感する部分が多いとか。

東北学院大2年 神室理穂さん(左から2人目)

お気づきの方もいると思いますが、神室さんとは同じ大学です。しかも学科も。よく学校ではドラゴンボールの話とかしています。好きなタイプは江頭2:50だそうです。これ以上、話を継げません。

上智大2年 津田真由子さん(右から2人目)

初めて会ったとき、「新聞学科」という学科が存在することに驚きました。ペットのハムスターが大好き! ただいま実家で冬眠の危機が迫っているそうです。どうやら、冬眠してしまうと、そのまま天国に逝ってしまうこともあるとか。冬眠防止のために愛犬との追いかけっこで運動させているみたいです。優しさでしょうか、虐待でしょうか(笑)。

東京外国語大3年 飯岡真凜さん(右端)

なんと台湾に2年間留学していたそうです! まもなく就活で忙しくなる予定ですが、3月の単位発表によっては、もう一回3年生という可能性もなくはないようで、それまでは「就活生(仮)」だと話していました。(仮)が消えることを願っています!! 好きなものは中国の時代劇。少し見せてもらいましたが、日本の時代劇とは全然違う! 服の色使いもきれいで、女性もかわいい人ばかり。落ち着いたら見てみようかな。今度おススメ教えてください!

A班は太白区の畳屋さんを取材しています。どんなストーリーなのか、原稿を読むのが楽しみです!!

明日はいよいよ個人原稿の合評会。書き上げた原稿を読んでもらい、意見、指摘をもらい、さらに記事のレベルを上げていけるように目指します!!

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。