実感

インターン一期生、東北学院大2年の京洋平です。





インターン期間中の筆者



21日間のインターンを終えたとき、周りの仲間やデスクの方々から異口同音に「成長したね!」と言われました、でも、言われた本人としては実感がわかず、どこがどのように変わったのか、正直言って分かりませんでした。



でも、あれから3週間あまり。時間が経過するうちに、インターン参加前とは違う自分に気づき始めています。



大学の授業でプレゼンテーションの資料を作ることになったときのことです。作成最中に、「どうすれば見る人に内容をきちんと伝えられるか」「どんな工夫をすることが、内容をより理解してもらえることにつながるのか」と思いを巡らせている自分がいたのです。



それまでならば「この程度で十分だろう」「きっと分かってもらえるはず」と、中途半端なところで努力や工夫をやめていたと思います。それが「不用意に接続詞を入れすぎない」「自分にしかわからないようなあいまいな表現はさける」といったインターン中に学んだことを自然と意識しながら、課題に向き合うことができたのです。



変化したのは、資料作りや文章執筆だけではありません。仲間と協力する姿勢も強まったと思います。仲間と力を合わせ、一つのことを成し遂げる大切さと楽しさを知ったのも、インターンでの体験からです。大学の授業の班活動で「個人で仕事をするのではなく、もっとみんな協力したほうがよりいい」と感じることが多くなりました。



私は将来の夢や目標をまだ定めきれてはいません。でも、インターンでの経験はこれからの生活にもっと生きると思います。そして夢や目標が決まった、自分でつかみ取る力に変えたいと思います。
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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。