佳境

インターン11日目の様子は、宮城学院女子大3年の古瀬元子がお伝えします。

21日間のインターンシップも、日程の半分を終えました。





どんよりとしたあいにくの空模様。気分も塞ぎがちになりますが、モチベーションを上げて頑張りましょう。





取材2日目の今日。

私のグループは、担当デスクの名前から「目黒」と書いて、読みは「アイ・ブラック」。出社時間を1時間早めて9時に集合しました。





河北新報デジタル事業部の中島さんの運転で一路、名取市閖上へ。先日の津波被災地視察でも訪れた日和山を目指します。



取材対象である「震災語り部」、名取市商工会の高野俊伸さんが、長野県と山梨県からのツアー客に、震災の概要や自身の体験を語るところを見学、取材します。



実は高野さんには昨日も2時間あまり話を聞いたのですが、今日もお忙しい中、時間を割いていただき、2日連続で取材させていただきました。ありがたいことです。







高野さんに導かれ、ツアー客が日和山を上ります







小雨の降る中、震災前の閖上の航空写真を示して、津波のすさまじさを伝えます





ツアー客の多くは、目の前に広がる家の基礎だけが残った閖上の光景と、写真の街並みを見比べ、言葉を失います。分かりやすい説明に皆さんすっかり聞き入っている様子です。





ツアー客へのガイド終了後、名取市商工会で、再び2時間半も、我々のつたない取材にお付き合い頂きました。



貴重なお時間とお話を頂いたからには、お礼の気持ちを素晴らしい記事として形にしなければなりません。プレッシャーがかかります。



さて、どんな記事に仕上げられるか─。詳細は、のちのちアップする記事でご確認ください。お楽しみに。





夕方、無事に帰社。



取材に出ているグループ、記事の内容を話し合うグループ、原稿を執筆中のグループ。

来週月曜朝の原稿提出に向けて、それぞれがやるべきことに真剣に取り組んでいる様子です。







やるべきことをやり終えたのか、しばしの休息を取るインターン生の図。

お疲れ様です。





佳境に入って参りました。

我がグループ、アイブラックもいよいよ本格的な執筆作業に取りかかります。



何を伝えたいのか。伝えたいことは、どうすれば伝わるのか─。



これまでの経験と学びを踏まえ、納得のいく記事を仕上げるために、気を引き締めていきましょう。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。