参加学生の言葉 日報「今日の気づき」より②

3/7日報より


東北学院大 田中晶子


 今日は実際に取材をするという体験をしたのですが、予想以上に大変でした。風が強い中で作業をしながらお話を聞いたのですが、手が悴んで上手くメモを取ることが出来なかったり、作業に夢中になってお話を聞くタイミングを逃してしまったり、自分の気力と体力がついていかず、理想としていた取材が出来ませんでした。どんな状況の中でも完璧な取材をやり遂げる記者の方は凄いと改めて感じました。


 


東北学院大 中沢直哉


ふと、防波堤から仙台駅を眺めてみると何もなくなった土地と、その奥に数多くのビルが並んでいるのが見えた。たった、数キロの違いであるが同じ土地には思えなかった。


 


法政大 平山連


Rerootsのボランティアに本日参加した柳澤君とご飯を食べながら、印象に残った質問あった? と聞いてみました。すると、即座に『ない!』と返され、むしろ、何故きたのか?どう感じたのか? といった質疑を何度も何度も受けたと語っていました。取材される側も大変だな、と感じました。


 


津田塾大 渡辺みなみ


テレビや新聞なで媒体をとおして知る情報と、実際に現地へ出向いて、見て、においをかいで、聞いて、人や残されたものに触れることで得られる情報には大きな落差がある。冷たい寒風が肌をさし、潮のにおいがほのかにする。足元の土を掘り返せば、包丁、スプーン、瓦 …人々が生活あとが生々しく残っている。実際に媒体を通して「知った」気になる危険性を感じました。


 


3/8日報より


東北福祉大 高橋夏海


批評会を通して私の語彙力のなさに気づきました。同じ言葉を何回も使っていたり、言葉の使い方を間違っていたり…インターンのみなさん、デスクの方に的確なアドバイスをもらって、反省すると同時に、こんな私の文章を真剣に読んでくれてとても嬉しかったです。自分が書いた文章を1文1文丁寧に読んでくれるのはこんなにも喜びを感じるものなのですね!自分の文章を誰かに見せることに恥ずかしさを感じていました…。しかし今回の批評会で、文章を書くことから逃げないと誓います。


 


東北学院大 菅原涼夏


前に座学で記事を上手に書く鉄則を教えていただきましたが、やはり上手に書くのは難しいということを実感して、「分かる」と「できる」の違いについて実感した。また、自分の書いた記事の悪いところを指摘されて、今後に生かすべきポイントをみつけることができた。


 


東北学院大 武藤恵里花


記事を書くことの理解が不十分だった。自分の文章はどちらかというと感情の描写が多く、事実を書くことが決定的に不足していた。また、過去と現在そして未来の区別をつけることは記事を書く上で基本的なことだと学んだ。客観的に見ることの難しさを思い知った。ダメ出しされることは予想されていたが、やっぱり言われると落ち込むし、落ち込み3秒の難しさも感じた。


 


東北大 石沢脩


記事を執筆する際、取材前の準備不足が大きく影響しました。書きたい内容が書けないときがあり非常に作成中つらかったです。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。