一読者の目になって  明治大3年 岡田芽依

記者と駆けるインターンは8日目を迎えました。

2月27日(土)のブログ担当は、明治大3年の岡田芽依です。


個人原稿は今日の朝9時に提出締め切りでした。昨夜遅くまでパソコンに向かっていた人も多く、眠い目をこすりながらの出社です。



午前は個人原稿の批評会でした。デスクを囲み、3つのグループに分かれて批評し合います。

これまでの一週間で何度も取材に行っては書き直しを繰り返し、苦労しながら書き上げた原稿は、脆くも崩れ去りました。

自分では十分に伝わると思っていたことが、初めて記事を読んだ人には伝わらないこともあります。どうしたら読み手にわかりやすい表現で文章を書けるのか。些細な表現にまで目を配らなければなりません。



今回の批評会で感じたことは、記事は読み手の立場に立って書かなければならないということです。

読み手に一つでも疑問を残してしまったら、そこで読むのを止めてしまうという指摘を受けました。どんなに伝えたい思いはあっても、結局は読者に最後まで読んでもらわなければ届かないのです。

自分たちは誰のために記事を書いているのかを常に意識しなければならないと感じました。



お昼には、昨年このインターンシップに参加した10期の亀井文喜(かめい・ふみき)さんが差し入れを持って遊びに来て下さりました。甘いお菓子で疲れが少し癒されました。ありがとうございました!



午後は頭を一気に切り替え、班原稿の執筆にとりかかりました。個人原稿で指摘されたことを踏まえ、最終的に班で一つの記事を書き上げます。締め切りは29日(月)15時半まで。思っていたより時間がないので、急ピッチで話し合いは進みます。

一人では悩んでしまって前に進めなくても、3人や4人でやればいいアイデアは必ず出てきます。ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら、全員で納得のいく記事を書き上げます。



このメンバーで活動するのも日曜日を抜いて残り5日間。

明日は6日ぶりの休日なので、今夜はインターン仲間の皆でご飯を食べに行く予定です。

走りっぱなしでは息が切れてしまうので、時には休みつつ、一歩一歩進んでいきます。


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。