最強の女子プロ、センダイから B班原稿
立命館大3年 佐藤圭悟
東北大2年 下野谷涼子
東北学院大3年 本間翔
宮城学院女子大2年 渡辺聖佳
東北大2年 下野谷涼子
東北学院大3年 本間翔
宮城学院女子大2年 渡辺聖佳
毛筆で大きく書かれた「仙女魂」の文字が、道場の雰囲気を引き締める。
仙台市若林区清水小路の「センダイガールズプロレスリング」(仙女)では、
選手歴20年の里村明衣子さん(36)が、先輩から受け継いだ実力重視のプロレスを、
4人の選手に指導している。
仙台市若林区清水小路の「センダイガールズプロレスリング」(仙女)では、
選手歴20年の里村明衣子さん(36)が、先輩から受け継いだ実力重視のプロレスを、
4人の選手に指導している。
【「仙女魂」を背に若手選手を指導する里村明衣子さん(右)】
7月で10周年を迎える仙女は、東日本大震災をきっかけに地域密着活動を深めつつ、
日本最強の女子プロレス団体を目指している。
代表も務める里村さんは「女子プロレスといえばセンダイ、と言われるまで成長したい」と意気込む。
日本最強の女子プロレス団体を目指している。
代表も務める里村さんは「女子プロレスといえばセンダイ、と言われるまで成長したい」と意気込む。
選手は里村さんら5人。ほぼ毎月仙台で試合を行うほか、
東京や大阪、福岡などでも主催試合を開催する。
2月28日の仙台大会では全300席が完売した。
東京や大阪、福岡などでも主催試合を開催する。
2月28日の仙台大会では全300席が完売した。
震災後は試合が組めず、興行収入が途絶え、財源が底をついた。
選手やスタッフも相次ぎ仙女を去り、震災5カ月後に代表に就いた里村さんは、
残った選手とともに団体の立て直しに奔走した。
選手やスタッフも相次ぎ仙女を去り、震災5カ月後に代表に就いた里村さんは、
残った選手とともに団体の立て直しに奔走した。
震災当時、近所の人たちと助け合う生活をする中で、
里村さんは「日ごろから地域の人と関わる大切さ」に気付いた。
2013年度に始まった市民向けトレーニング教室「仙女サークル」は、
選手と市民の距離を近付ける活動の一つ。
毎週水曜日夜に道場を開放し、リングのロープやプロレス技を使った練習を、選手が指導する。
参加者は主婦や学生、仕事帰りの会社員など幅広く、シェイプアップや体力づくりに汗を流している。
里村さんは「日ごろから地域の人と関わる大切さ」に気付いた。
2013年度に始まった市民向けトレーニング教室「仙女サークル」は、
選手と市民の距離を近付ける活動の一つ。
毎週水曜日夜に道場を開放し、リングのロープやプロレス技を使った練習を、選手が指導する。
参加者は主婦や学生、仕事帰りの会社員など幅広く、シェイプアップや体力づくりに汗を流している。
このほか、被災地での復興支援試合、小中学校や企業への体育指導、
プロレスが好きな学生のサークル作りなど、選手も知恵を出しながら、取り組みを広げている。
里村さんは「試合だけでなく、地域のためにできることは何でもやりたい」と前向きだ。
プロレスが好きな学生のサークル作りなど、選手も知恵を出しながら、取り組みを広げている。
里村さんは「試合だけでなく、地域のためにできることは何でもやりたい」と前向きだ。
プロとして選手の実力を高め、2020年の日本武道館進出を目標にするが、
地域密着型の活動は今後も続けていく方針だ。
「地元の応援があってここまで成長できた。これからも地元の活動ありきです」。
仙台にしっかりと根を張り、たくましく成長を続ける。
地域密着型の活動は今後も続けていく方針だ。
「地元の応援があってここまで成長できた。これからも地元の活動ありきです」。
仙台にしっかりと根を張り、たくましく成長を続ける。
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