想像をかきたてる原稿を 東北大1年 川村昇

 こんにちは!

インターン初日のブログを担当した東北大1年の川村昇です。

ブログ担当が一巡したので、振り出しに戻って再び担当させていただきます。

「記者と駆けるインターン2015秋」、活動9日目の様子です。


 この日は、個人原稿の批評会を行いました。

個人原稿とは、文字通りメンバー一人一人が個別に書き上げた原稿です。

2─3人1組の班ごとに取材に行った企業について、

各々が記事を書くのです。

どの原稿も、メンバーそれぞれの個性が光っていて、

班員が協力して一本に仕上げる「班原稿」とは、一味違った良さがあります。


家庭事情で急きょ欠席の一人を除き、

学生7人が4人と3人の2班に分かれ、

それぞれに大槻デスク、千葉デスクと佐々木デスクが入って批評を受けました。

私は「千葉デスク・佐々木デスク班」に入りました。


↓大槻デスク班




 ↑千葉デスク・佐々木デスク班


 批評会を通じて、自分の原稿の課題が次々に浮かび上がってきました。

千葉デスク・佐々木デスクからは数多くのアドバイスをいただき、

課題を解決するために今後どう原稿を変えていけばいいのか、少しずつ見えてきました。

いただいたアドバイスの中で特に印象的だったのは、

「想像をかきたてる原稿を書く」というものです。


 私たちの原稿には、読み手の知らない人物や出来事がたくさん登場します。

私たち自身は取材してから記事を書くため、

取材対象についての具体的なイメージを持っています。

一方で、事前情報のない読み手にとっては、

原稿を読んだタイミングで初めて記事の内容を知ることになります。

そのため、原稿を通じていかに読み手を「現場に連れていくか」がカギになります。

 


その観点で自分の原稿を読んだとき、

書き手の自分自身には伝わっても、

事前情報のない読み手には十分に伝わることのない原稿になっていました。


 いかにして読み手の「想像をかきたてる原稿を書く」かが、

私の原稿の最大の課題です。

自分が読み手の立場だったらどんなことが知りたいか、

逆にどんなことが分かったら記事に具体的イメージが持てるのか、

十分に検討し、原稿に改良を加えていきたいと思います。 


 最後に恒例のメンバー紹介です。

今回で12期のメンバー8人全員の紹介が完了です。


 今日の主役は、われらがC班の頼れるリーダー、阿部寛史さんです。



 阿部さんは、東北学院大学教養学部の2年生。

小学校、中学校、高校を通じて大好きな野球に打ち込んできました。

昔から読み書きが好きだったこともあり、

大学からは学生記者を志しました。

好きなことに一心不乱に取り組むまっすぐな姿勢は、今も昔も変わりません。



大好きな歌手はPerfume。

ファンクラブにも入っている筋金入りの大ファンです。

同じくPerfumeファンの河北新報デジタル推進室・小林秀虎さんと語りだしたら止まりません。


 阿部さんは、班をまとめるリーダーシップを発揮してくれるのはもちろん、

議論が煮詰まったときは持ち前のトーク力で場を盛り上げてくれるムードメーカーでもあります。今後とも、阿部さんとC班の応援をよろしくお願いします!


 インターンシップも終盤にさしかかってきました。

われわれ12期は、頂上を目指して最後の登り坂も全力で駆け抜けていきます!

私たちのラストスパート、ぜひとも応援よろしくお願いします!


 


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。