駆け抜けた2週間 横浜国立大2年 川口御日

記者と駆けるインターン13日目。最終日である今日のブログは、横浜国立大2年川口御日(みひろ)がお届けします。


私がインターンに参加した理由は、コミュニケーション能力を高めたかったからです。私は、自分の思いを相手に論理的に伝え、納得させることがあまり得意ではありませんでした。この弱点は社会人として生きていくときに致命的な欠陥となる危機感を覚え、このインターンに参加しました。


さて、今回は昨日の夜の活動から報告します。17時からインターンの感想文の発表会がありました。この2週間を振り返る内容です。多くの参加生は、参加を決めた経緯や河北に足を踏み入れるまでの不安、内に秘めてきたコンプレックスなどを語りました。連日宿題があり、体力的につらい2週間だったことも重なり、多くの学生は涙を流しながら、自分の感想文を読み上げました。感動的な会でした。

感想文の中には、説明が丁寧すぎるものや、反省しかないものもあり、参加生の個性が改めて垣間見られたのも、いい時間でした。

そのあと18時ごろからフィナーレの会が開かれ、デスクらとの最後の交流を楽しみました。我々D班は原稿ができるのが一番遅く、担当の成田デスクにはご迷惑をかけてしまいましたが、その分深いつながりがうまれたのではないかと思います。フィナーレの会の後、D班のメンバーと担当の成田デスクと記念撮影をしました。みんな満面の笑みで写っています。(笑)


そして本日2日は、インターン最終日。朝10時からワカツクのキャリア教育コーディネーター松浦さんから、事後研修を受けました。インターン期間のフィードバックを行い、課題を見つけて、将来の計画を立てました。「インターンをスタートラインとしてほしい。これから何に取り組むかが大事だ」。この言葉を胸に刻んで、努力していきたいです。

12時半からは、丹野デスクによる河北新報社についての説明会がありました。ユーモアあふれるお話を交えながら、新聞社の仕事の内容や魅力、やりがいなど多くのことを熱く語っていただきました。

これで記者と駆けるインターン19期、すべてのプログラムが終了しました。「学生の壮大な記者ごっこと」ではありましたが、記者としてだけでなく、社会人としての立ち振る舞いを学ぶことができたと思います。

このインターンが「思い出」と変わってしまう前に、この経験を生かして「具体的な行動」を起していきたいです。

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。