とうとう完成!上智大2年 寺原多惠子

記者と駆けるインターン12日目。今日のブログは上智大2年の寺原多惠子がお届けします。

2月18日から始まったインターンも明日で終わり。初日から今日までを振り返るとまさに「駆け抜けた」という言葉がぴったりです。


「普段大学生活を送るなかではなかなか出会えない人と話をし、視野を広げたい」。そんな思いで今回インターンに参加しました。取材を通して被災地の方の話を伺うことができ、東京でメディアを通して感じている震災8年と、実際に生の声を聞いて知るものとでは大きく違うことに気が付きました。今回感じたことを東京に戻ってから、今度は自分がメディアになって友人や家族に発信していきたいです。


さて今日は、班原稿と個人原稿の締め切り日です。午前中は班原稿の締め切りに向けて、それぞれラストスパートをかけていました。文字数に制限がある中で伝えたいことを的確に表現できるよう工夫したり、デスクにチェックを受けて推敲を重ねたり…。書いた原稿は実際に紙面に掲載されます。自分たちが書いた記事を多くの人に読んでもらえるということはとても嬉しい反面、責任も重大です。


私たちE班も渡辺デスクのお力を借り、締め切り時間ギリギリまで粘ってなんとか原稿を提出しました!

無事提出し喜ぶE班。左から江頭香暖さん(横浜国立大2年)、杉山麻子さん(中央大2年)、私

私たちは閖上さいかい市場にある「PHOTOスタジオONE」を取材しました。3人の意見を集約して全員が納得できる原稿を書き上げるのは、とても時間と根気のいる作業でした。その分出来上がった感慨はひとしおです。4回にもわたる取材を快く引き受けて下さった、写真館のご主人に喜んでもらえることを願っております。

実際に記事を執筆するという体験をして、改めて新聞を読んでみると、その記事の裏に記者や制作された方々が見えるようで、新聞が宝物のように愛おしく感じます。これから新聞を読むときは、ラブレターを読むような気持ちでもっと真剣に読もうと心に決めました。


しかし、気を緩めている場合ではありません。本日17時の個人原稿提出に向けあともうひと踏ん張りです!私もまだまだ個人原稿が終わっていません。油断せず最後まで駆け抜けます!



河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。