いよいよ本番 上智大2年 新井絵梨花

 こんにちは!記者と駆けるインターン9日目、ブログ担当は上智大2年の新井絵梨花です。私は大学でドキュメンタリーを制作するゼミに所属しています。昨年8月、ゼミ合宿で岩手県と宮城県を5泊6日かけて縦断し、被災地の「今」を初めて自分の五感を使って感じました。その中で、「次は必ず寒い時期に訪れたい」との思いが沸き起こり、今回のインターンに参加しました。時期にこだわったのは、東日本大震災が起こった当時と似た空気を自分の身をもって体感したかったからです。自分が紡ぎ出す言葉のみで読み手に正確な情報を伝える記事執筆の難しさを感じ、毎日戸惑いながら奮闘しています。

 では、はじめに班紹介をします。本日はE班の皆さんです。

〈大学・学年・名前・出身・大学での専攻〉

(左)横浜国立大2年の江頭香暖(えがしら・かのん)さん。広島出身。ツーリズム専攻。

(中央)上智大2年の寺原多恵子(てらはら・たえこ)さん。大阪出身。大学では私と同じく、ドキュメンタリーを制作するゼミに所属しています。

 中央大2年の杉山麻子(すぎやま・あさこ)さん。愛知出身。図書館学専攻。

E班はとにかく食べることが大好き。それぞれ、仙台で食べたオススメのご飯屋さんを紹介してもらいました。

「仙台駅東口の『牛たん若』が本当においしかった!」(寺原)

「はじめて飲んだ『ずんだシェイク』は感動!」(江頭)

「閖上さいかい市場の『漁亭 浜や』の海鮮丼は絶品だった!」(杉山)

残り4日間のインターン生活で絶対食べたいのは、仙台の新しい冬のグルメになっている「せり鍋」だそうです。低価格で美味しく食べられる場所を探しています。

 さて、班紹介はここまで。

本日最初に行われたのは、全5班が各々取材に訪れた店・企業について記した原稿の「合評会」です。今回は、班のメンバー3人ずつが各自の視点で書いた「個人原稿」です。

 締め切りは今朝9時でした。今できる最良の記事に仕上げるため、担当デスクや班員にアドバイスをもらいながら、眠い目をこすりながら推敲を重ねました。合評会で指摘を受け、とりあえず再考の課題は見えましたが、個人原稿の修正に取り掛かるのは一旦お預け。このインターンのメーン課題である「班原稿」の執筆に移ります。河北新報の夕刊に掲載されるだけに、プレッシャーはひとしおです。店や店主の魅力がより溢れる写真を撮ろうと再撮影に出向いたり、曖昧な情報を確かめに行ったりと、再取材に出かける班が少なくありません。私の班も個人原稿を書きながら、店主に聞きたい項目が複数見つかったので、合評会後、取材先である塩釜市の玩具店まで行って帰って来ました(汗)。

 取材前の腹ごしらえはとても大切な時間です。「腹が減っては戦はできぬ」ということで、インターン生のアイドル主藤さんに河北新報社近くのオススメのランチを教えてもらいました。

 というわけで、訪れたのは「中国めしや 竹竹(ちくちく)」。看板メニューの「麻婆焼きそば(仙台のいわゆる「B級グルメ」だそうです)」を食べ、いざ出陣です!

 班員の慶応大3年奥島さん(写真左)と東北学院大2年河原くんには毎日たくさん助けられています。即断即決で物事を効率良く進めてくれる彼女と、地元出身で観光大使のようにたくさん宮城のことを教えてくれる彼には感謝してもしきれません。

 私は2人に何をプレゼントできるのかわかりませんが、残りの時間、3人で悔いの無い時間を過ごせるよう、全身全霊で突っ走っていきます!!

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。