研修はおしまい 上智大2年 石田結愛

 記者と駆けるインターン5日目、ブログ担当の上智大の石田結愛(いしだゆうあ)です。

 大学ではジャーナリズムを勉強し、ドキュメンタリーを制作しています。今回インターンに参加した目的は2つ。「文章力向上」と「取材力向上」です。読者に伝わる簡潔な文章とは何か、どう取材したら相手の思いを聞き出せるのかを学びに来ました。ドキュメンタリーを制作していて、映像の「キモ」になる部分を引き出すことができなかったのが悩みでした。このインターンが終わる頃には、「相手が自覚していなかった感情」を引き出せる取材、人柄や想いが伝わる記事ができるようになります!

 今日はインターンが始まって2回目の原稿合評会。昨日取材に訪れた被災地の名取市閖上で見聞きしたことをベースに、テーマを決めて記事にします。1回目の合評会で気付いたことをちゃんと踏まえて書こうとすると、原稿を打つ手が止まります。時間は流れ、迫る締め切り。私含めインターン生はみんな、苦しんだ末に何とか今朝までに書き上げました。

 さて、今日の合評会。基本的な表記の仕方などは改善できましたが、情報の取捨選択がおろそかになっていたり、具体性が乏しかったりと、まだまだ上達できそうです。

話は変わりますが、ここで班紹介をします。今回は他己紹介スタイルでいきます!

今日紹介するのはB班。

(写真左)東北福祉大2年の小山香奈絵(おやまかなえ)さん。班で唯一の宮城出身・宮城在住です。オススメの仙台土産は「喜久福」だそう。土地勘を活かして道案内をしてくれます。

(写真中央)中央大2年の田口駿也(たぐちしゅんや)さん。今日は寝坊をしそうだったので髪の毛は爆発気味ですが、いつもはビシッとしています。好奇心に溢れ、10個以上のサークルに入っています。

(写真右)東京大大学院修士1年の石沢成美(いしざわなるみ)さんは山形出身で東北大好き!東京の友人を東北に連れてくるほどです。日報に記事と自分の考えを書いていて熱意があります。 


 19期の参加者は15人。つい5日前、月曜日に初めて会ったと思えないぐらい和気藹々で、お互いの発言にツッコミを入れ、多少きついことも「お互いのため」と指摘し合える仲になりつつあります。

 座学や視察など、デスク側からカリキュラムが用意される研修期間は、今日で終わりました。これからはメーンのミッションで「被災地の中小企業」の取材が本格化します。

 毎日毎日学ぶことが多く、頭から溢れ出てしまいそうですが、全てを吸収して自分の血肉にすべく、もう一度気を引き締めていきます!

河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。