特別講義を受けました!

インターン1期生の小泉遥果@東北芸術工科大学です。



6月に入り、2013年の折り返し地点もすぐそこに見えてきていますね。

インターンシップに参加したことが、昨年の夏のこととは思えません…。季節が移ろうスピードの速さに驚くばかりです。





私は、山形にある東北芸術工科大学(以下、芸工大と略します)のグラフィックデザイン学科で学んでいます。



芸工大とは、”東北で初めての美大”です。山形県と山形市が共同支出をして設置した、日本初の公設民営方式の私立大学でもあります。

山形のみなさんのお金を頂き、山に囲まれ、豊かな自然を体いっぱいに感じながら、私たちは美術やデザインを学んでいます。







そんな大学では、復興支援の活動のひとつとして「被災現地のいまを伝えるラジオ番組放送」に取り組む学生が居ます。







今年からスタートした、”人を対象にした取材を行う”活動。







過去2年間の大学で行われていた復興支援活動を通して、多くの被災者の方々と接してきた学生も多々居ます。



ですが、今年から新たに活動に参加する学生もおり、また、ラジオ番組放送をつくるにあたり、単なるコミュニケーション能力だけに終わることなく、”話の本質を見極めることができる取材の仕方”を、改めて丁寧に学べる機会を設けたいと考えました。 





そこで今回、河北新報の皆さんのご協力を頂き、インターン時にお世話になった大泉さんに再度取材のイロハについて講義をして頂けるはこびとなりました。



そして去る6月2日の日曜日に、取材のノウハウのアレコレを芸工大の学生5名にご指導頂きました。











「相手の話を聞く姿勢、話を引き出すテクニック」、

「話を10つ聞いたら、そのうち3つを書く」、

「なにより、伝えたいことがあるからこそ取材に行く」、などー…



取材前のアポイントメントの取り方から、取材後のフォローの仕方まで、朝から夕方までみっちりご指導頂きました。





レクチャーを受けた後、学生の表情が、目の前が明るくなったようにパッと変わっていました。

一人ひとりがこれまで思い、考えていたことと、今日のお話の中で結びつき繋がった点が多々あったのだろうと思います。



また、今日のお話は「取材」という場面だけではなく、日常生活での「人の話を聞く」という姿勢にも活かすことがきっとできる部分だと思います。







今日の学びを、現地の声をラジオを通して拾い上げる今後の活動と、日常生活にも活かすことができるよう、また頑張ります!



河北新報の皆様、大泉さん、休日にも関わらずありがとうございました!









小泉遥果@東北芸術工科大学


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。