7期スタートまで一カ月

8月18日の7期スタートまで、今日でちょうど一カ月になりました。


7期に参加する学生36人にいま、メーリングリストで事前課題を伝えました。


インターン期間中に、自分が取材したいと思う企業のリストアップです。


 


本番では基本4人1組のグループを組んで取材に行くので、


自分の意中の企業に行ける確率は、4分の1ですが、


実働12日間の期間中に取材と記事執筆を終えるには、


スタート早々に取材企業を固め、アポを取る必要があるので、


事前のリストアップを指示したわけです。


 


36人の学生は、宮城県内の大学に通っているのが14人、県外が22人。


出身地は様々です。


取材の舞台となる仙台・宮城のいまについて、予備知識がある学生もいれば、


ない学生もいます。


 


そんな中で、取材したいと思う企業を見定めるためには


事前の情報収集に加え、「いま被災地の企業はどんな課題を抱えているのだろう?」という想像力が欠かせません。


 


想像し、思いを馳せることで「仮説」を立てて企業を絞り、そして実際の取材を通して「検証」する。


仮説と現実が違っていれば、仮説は捨てて、誠実にストーリーを描き直す柔軟性も求められます。


 


インターンでは、こうした取材と記事執筆の基本を体感してもらう予定です。


 


(デジタル編集部・大泉)


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河北新報社 記者と駆けるインターン

このブログは、2012年夏から2019年春まで通算19回行われた、大学生向けの記者体験プログラム「記者と駆けるインターン」の活動報告です。 2019年夏からは内容や期間が異なりますので、ご了承ください。 詳細は最新の記事をご覧ください。